jQueryなどを使ってページ遷移をしない構成で画面切り替えを作る際
通常ではURLは変わることなく一つのURLみとなり
ブラウザの「戻る」や「進む」が効かなかったり
直接、切り替え後の特定の画面へ遷移することができなかったりします。

その様なページ遷移無しの切り替えの場合でも
ブラウザの「戻る」や「進む」を有効にし
切り替え画面ごとに個別のURLを持たすことができるようになるプラグイン
「jQuery hashchange event」と「Navi.js」を自分用メモとしてご紹介。

jQuery hashchange event


Ben Alman ≫ jQuery hashchange event
デモ画面はこちら

この「jQuery hashchange event」を使用すると
タブ切り替えなどの際に、
切り替え画面ごとにURL末尾に「#」を付けた形で
個別のURLを持つことが可能になります。

jQueryファイルとプラグインファイルを読み込んだ後に
「.hashchange()」で実行させて使用します。

◆SCRIPT
<script type="text/javascript" src="http://ajax.googleapis.com/ajax/libs/jquery/1.8.2/jquery.min.js"></script>
<script src="js/jquery.ba-hashchange.min.js"></script>
$(function(){
	$(window).hashchange(function(){
		alert( location.hash );
	})
	$(window).hashchange();
});

「jQuery hashchange event」の詳しい使い方や
jQuery1.9系で使用する際の注意点など
「小粋空間」さんのページで詳しくまとめられています。

【参考記事】jQueryのAjaxやタブ切替などでブラウザの「戻る」「進む」が有効になる「hashchangeプラグイン」(実装解説つき): 小粋空間

Navi.js – jQuery Content Switcher


Navi.js – jQuery Content Switcher

この「Navi.js – jQuery Content Switcher」では
ブラウザの「戻る」や「進む」だけでなく
画面切り替えごとにページタイトルの設定なども可能となっています。

jQueryファイルとプラグインファイルを読み込んだ後に
「.navi()」で実行させて使用します。

◆SCRIPT
<script type="text/javascript" src="http://ajax.googleapis.com/ajax/libs/jquery/1.8.2/jquery.min.js"></script>
<script src="js/navi-1.9.min.js"></script>
$(function(){
	$("#naviMenu").navi({
		hash: "#!/",
		content: $("#naviContent")
	});
});

「Navi.js – jQuery Content Switcher」の詳しいチュートリアルについては
「コリス」さんのページで詳しくまとめられています。

【参考記事】[JS]実装は簡単で高性能、ロード無しでページを次々に表示するスクリプト -Navi.js | コリス

以上が2点がページ遷移しない切り替え画面ごとに
個別のURLを持たすことができるようになるプラグインの紹介でした。

ページ遷移させない構成でのページ作成の際にぜひ。。。